ゲームにおける「疑似体験」とゲームの楽しみ方について

Poppin GamesPoppin Games 2018年5月9日18時05分51秒

こんにちは。

ポッピンゲームズジャパンのCFOの谷口です。

ゲーム会社の人らしく、このGWはゲームをしていました。

やっていたのは、「信長の野望 天翔記」(PSP版)とスマホ版「桃太郎電鉄」です。

「天翔記」は1994年に出たタイトルで、初プレイもそのくらいの頃にSFC版でやっていたのですが、

20年以上経ってもいまだに思い出したようにやっています。つまり、それくらい名作ということです。

「ゲーム」の素晴らしい効能や楽しみ方の一つに、世の様々なことをネガティブ要素を最大限取っ払って疑似体験出来ることがあると思っています。

野球チームを作って甲子園を目指してみたり、アイドルを育ててみたり、大好きなキャラクターが勢揃いのお庭を作ってティーパーティを開いてみたり、魔王を倒しに冒険の旅に出てみたり、生命の進化を辿ってみたり(「46億年物語〜はるかなるエデンへ〜」)、といった様々な人生や体験(現実世界では体験不可能なことも含め)をゲームの数だけ疑似体験出来る、

しかも、過度なストレスや身体的苦痛や洒落にならないリスクといったネガティブ要素を最大限排した形で(私が連休中にやっていた「信長の野望」なんて、実体験したら普通に命を落としますしね)。

 

ポッピンの今の主な開発ジャンルである箱庭ゲームも、自分の世界をゲーム内に自由に創れるゲームなので、遊んでくださっている方々には存分に楽しんでもらいたいですし、現実世界に負けないような価値ある体験が出来るゲームを、会社として、どんどん出していきたいところです。個人的には、ゲーム内で宇宙開発をやってみたいですね!

ちなみに、GW中にやっていた「信長の野望」の私の楽しみ方ですが、まず、前提として、天下統一は目指しません。

小さな勢力を選択し、時間をかけてコツコツと内政を行い、お金をちょっとずつ貯めて、周辺国と同盟を結んでしばらくは攻撃されないようにして、少しずつ城の防御力を上げ、少しずつ鉄砲を準備し、少しずつ籠城戦特化型のスキルを持つ家臣を育て、たまに周辺国どうしの戦争に巻き込まれたときに強い方についてドサクサ紛れに一城を掠め取る、などでじみーに勢力を拡大し、数年に一回来襲する大国の大軍相手に籠城戦をして、こちらはほとんど兵を失わず、城と火力と特殊スキル(「混乱」「火攻」「暗殺」)の組み合わせで大軍を殲滅するという楽しみ方をしています。まだ準備が整わない間に大軍の襲来があった場合、城を出て全軍でマップ中を逃げ回って時間切れを待つ、など、なかなかに楽しいものです。

 

天下統一をゴールとするゲームで天下統一を目指さないなど特殊な楽しみ方ではありますが、プレーヤーの数だけゲームの楽しみ方はあるものなのです。

 

というわけで、プレーヤーにポジティブな体験及び色んな楽しみ方が出来るゲームを提供したいゲームの創り手さんは、

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